続・怠け者の賛歌
2007.2月某日作成。 ネタの投下をメインにヲタクな小話とか雑記とか(本館夢サイトと別館二次創作サイトで共有中)
お試し書き
小話っつか、まぁちょっと投下してみようかなブツ。
夢じゃありません。最近TOAハマりまくっとんなぁ……黒っつか諦め?スレ?なルクたん。大好きです。
《残酷なカミが支配する》
選択肢なんて、初めから用意されていなかった。
劣化複製人間として生まれた俺に残された道はただひとつ《死》のみで。
それは、肉片すら残らない、第七音素となって還ると云うあまりにも喜劇的な終末。
逃げても良いだって? どの口でそんなことを言うんだお前らは。本当に逃げて良いなんて思っていないくせに本当は劣化複製人間の俺程度で世界が救えるなら万々歳だって思ってるくせに!
だけど俺は何も言わない何も話さない。だって彼らがそれを望むのだ。《大人しく》て《従順》で、世界の身代わりになれる便利な存在を。
――胸の内に、掻き毟りたくなるほどの欲望が浮かんでは消える。
それは、どのような形であれ生を与えられたモノが持つ当然の望み。
《死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない俺は未だ生きていたいのに!》
泣いて叫んで幾ら願っても、俺の(複製人間の)望みは一瞥すらされぬまま切り捨てられる(なんで、)
甘い言葉なんて信じない。(それは俺から、全ての物を奪い去った)
お前らの涙なんて全て嘘っぱち。(だって、言葉だけで、誰も引きとめようとしやしない)
だから俺は、この世界を捨ててやる。もうこんなところは沢山だ。(本当は生きたいのに)
被験者の傲慢で生まれ蔑まれ捨てられてしまった同胞達。少し遅れてしまったけれど、俺もそちらへ行くよ。(君たちに手を掛けてしまった俺を、同胞は許してくれないだろうけど)
地獄でも何処でも。
俺が俺で居られる場所ならば、何処だって天国なのだから!
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