続・怠け者の賛歌
2007.2月某日作成。 ネタの投下をメインにヲタクな小話とか雑記とか(本館夢サイトと別館二次創作サイトで共有中)
TOA本編派生六ルクネタ
- 2007/02/15 (Thu)
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もしもアクゼリュス後、ルークが六神将に寝返ったらというパロ。
考えたのはいいけど、これ結局ヴァン側の勝利で終わらないかなぁ.....って感じのネタ。
■ヴァンがガイみたいにレプリカルークに絆されてる。でも預言に対する憎しみもあるから、苦渋の決断でルークの力でアクゼリュスを崩落させることに(アッシュは切り札として残しておきたかったって事で)
■ユリアシティの人たちは、預言を妄信するあまり、アクゼリュスで死ぬはずだったルークを殺そうとした。其処を、様子を見に来たシンクに助けられて魔界脱出。ダアトでこっそりと保護される。
■以前は実年齢相応に感情豊かだったレプリカルークの、まるで廃人のような有様に流石のヴァンてんてーも愕然。妹達が七歳児だと分かった筈の彼を私刑(あれってそうですよね?)したことに唖然。反省して、今度はちゃんと愛情を注いでやろうとか思う(お兄ちゃん気質?)
■シンクは今更、とか思ってるんだけど、幼児退行したようなレプリカルークに絆される。
■リグレットとラルゴは、父性と母性を揺らされるといい。
■ディストは、ネビリム先生のレプリカ情報を餌に、ルークの体調管理を任されることに。なんで私がとか思いつつ、けど結局絆される(笑)
■エッタは複雑。でも、感情豊かだったルークがあそこまでなってるのを見て流石に同情。その後ルークがライガクイーンとの対峙を渋っていたこと、直接殺したのは死霊使いで、死んだエッタの弟妹たちを悲しんでくれていたということを聞いて、仲直り決意。以降お姉ちゃんとして頑張るよ!
■ルークは、ダアトで保護された後暫くヴァンを疑ってるんだけど(流石にね)今度こそちゃんと向き合ってくれているヴァンと、(元)仲間達とは違う接し方をしてくれる六神将に懐く。過去と決別するために断髪イベント(リグレットが髪整えてくれます)
■居なくなったルークに好き勝手言うPTメンバー(ジェイドとガイは流石に複雑だから言いませんが)に、イオン様が途中でキレます。其処へ華麗に参上したシンクと共にダアトへ、以降イオン様もヴァン側に(趣味)
■ちなみにミュウはご主人様命ですので、シンクと共に魔界脱出。ルークの傍に付いてます。散々罵った挙句あっさり見捨てたPTメンバーに対して軽蔑の目。
そんなネタ。長いわー
↓ (元)PTメンバー+アスさんへ、シンクに言わせたいこと言わせてみましたあとイオンにも。セリフのみでちょっと分かりにくいかも。
場所は何処か分かりません、好きなところ想像してください。
PTメンバー(特に女性陣)+アスさん好きな方は見ないほうが良いですよ!
「レプリカがアクゼリュスを崩落させたのは、他に信じられるものが無かったからさ。何も無い闇の中で光が差し込んできたら、誰だってその光に縋りたくもなるし、妄信だってするだろうさ。しかも外に出られたら出られたで、出会ったのがこんな馬鹿で傲慢なオリジナル。ハッ、あのレプリカに同情するよ。お前達みたいなのと始終一緒に居たんだって言うんだからさ!」
「なんですって?!誰が傲慢だって……」
「《自分が正しい》《お前が間違ってる》そんな一方的な見方を押し付けておいて傲慢じゃないって云うの?」
「――現に彼は、アクゼリュスを崩壊させたわ!」
「だからさ……確かにあのレプリカはヴァンに着いて行ったけれど、別にあいつ自身の意思で力なんて使って無いんだよ」
「それでも、あのようなこと……せめて私達に相談してさえいてくだされば」
「どの口でそんなこと云うのさ。散々レプリカのこと詰っておいて」
「あれは、あんなこと言ったお坊ちゃんが悪いんじゃん!」
「あんなこと?――ああ、『俺は悪くない』ってやつ?別に間違っちゃいないだろ」
「何を――ッ」
「ルークはただ力を持ってただけ。発動させてセフィロトを崩壊させたのはヴァン」
「………っ」
「ははっ、何?まだ自分の兄に対して妙な幻想でも抱いてた?それをレプリカにぶつけたって訳だ」
「で、ですが」
「未だ認められないんだね……レプリカを追い詰めてたのが他ならぬ自分達だって」
「な……何よ!疑いもせずにヴァン謡将を信じてたあの馬鹿が悪いんじゃない!」
「……それはお前達だって同じだろ」
「ち、違――っ!」
「違わないさ。それに、ヴァンを妄信して力を貸したって点じゃ、其処の被験者だって変わらない」
「なんだと?!」
「ヴァンに誘拐されて、赤子同然のレプリカのことだって知っていたのに逆恨みして。またヴァンを信じて騙されたんじゃない……あんた馬鹿?」
「あんな劣化複製人間と一緒にするんじゃねぇ!」
「そうですわ!ルークはあんな偽者とは違います!」
「……ホンモノが現れたら今まで一緒にいた奴でもポイ捨てか。ホント、傲慢だよ。あんたたち」
「偽者は偽者でしょ!」
「……!!!」
「………」
「偽者だから利用されて、懲りずにまたヴァンにのこのこ着いてってるし!頭のどっか劣化してるからそんな馬鹿なことできるんじゃない!?」
「……アイツが劣化してるのは、超振動の力と髪の色だけだよ」
「どうだか!レプリカってしょせん作り物でしょ?――気持ち悪い、さっさと捨てちゃえば良いのに!」
「――……ッ」
「………ク、ックク……アハハハハ、ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!――ねぇ、今の聞いた?レプリカは気持ち悪いだけの、作り物なんだってさ!!廃棄されて当然の、劣化品なんだよ!!」
「な、なに?急に笑い出して――」
「……うるさいな。黙っててよ、ヴァン妹……ねぇ、今のがこいつらオリジナルの本音。所詮オリジナルに取って《僕ら》は人形に過ぎないんだよ」
「……え?」
「………」
「レプリカルークも居ないのに、よくこんな馬鹿なオリジナルと一緒に居られるね……七番目」
「……!!!……やっぱり、貴方は」
「い、イオン様……?」
「そう、想像通りだよ七番目。僕は――よく覚えて無いけど、多分、三番目ぐらいだったかな?」
「……僕は」
「な、何を言ってるのですか?貴方は……」
「――い、おん」
「そう、ですね……オリジナルにしてみれば……所詮僕らは人形でしか……」
「やっと気付いたんだ」
「い、イオン様っ!何処に――ッ」
「……触るなッ!!」
「っ!?」
「……アニス、貴方の言葉で、僕は漸く目が覚めました。そう……僕も結局、貴方達に利用されるだけでしかないんですね……作り物の、レプリカだから」
「……ぁ……そ、んな」
「……僕は、導師イオンの、七番目のレプリカです……貴方が、気持ち悪いといった」
「そ、そんな、つもり、じゃ」
「ちなみに僕は三番目――尤も、僕は譜術が劣化していたから、一度捨てられたけどね」
「捨て、る……?」
「そのままの意味さ。全部で七つ作られた内、其処の七番目以外は失敗作だった。だから、捨てられたんだよ――ザレッホ火山の火口に、生きたままね」
「!!!!!」
「同じ顔した使えないモノが幾つあっても困るだろ?」
「そんな、そんなことって――」
「……ハッ、なんて顔してるのさ。現に自分達だって同じこと、しただろ。魔界にレプリカルークを捨てたじゃない」
「! わ、私たちはただ、ユリアシティに彼を置いて――」
「あの預言しか頭に無いような腐り切った街に、レプリカルークを置いて、大丈夫だったって……本気で思ってるわけ」
「……!シンク、それはどういう」
「そのままだよ、七番目。預言に狂ったあの街に、預言で《死ぬはず》だった《ルーク》が《生きて》放置されてた。考えることはひとつだろ?」
「!!!……まさか、あいつら、ルークを、」
「う、嘘よ!お爺様がそんなことっ」
「預言のためにアクゼリュスとその街の人間見殺しにした奴らが、人一人殺すのを躊躇うって思ってるの」
「――!」
「……まぁ幸いにも、その前に僕らが来たんだけどね。でも、そうなるって可能性があったのにレプリカを置き去りにしたあんた達に、同情される謂れなんて無いよ!此処までオリジナルが馬鹿だと、あのレプリカに哀れみも湧くってもんさ……ヴァンみたいにね」
「ヴァン、が?」
「そう。ああ……安心しなよ、見せ掛けだけの使用人。今度はちゃんと、普通に育ててるからさ」
「ッッ」
「リグレットもラルゴもディストも、まさか実年齢が七歳児だって分かったアイツをお前らが血祭りに上げるなんて思わなかったって、呆れてたよ?アリエッタに至っては軽蔑してる。まぁ分からなくもないかな、アイツの目から見れば、魔物の方が余程情に篤いし、まともだからね」
「……シンク、そろそろ行きましょう。ルークがどうしているのか心配で、」
「……あぁ、そうだね。アイツも、意識を回復してから、お前のこと心配してたみたいだし」
「そう、なんですか?……僕も、彼を追い詰めた一人なのに」
「あいつはそう思って無かったってことだろ」
「……ルーク……」
「い、イオン様……っ」
「……良いの?お優しい導師様。導師守護役が呼んでるよ?」
「……アニス」
「い、イオン様、私、そんなつもりじゃ……」
「……そんなつもりじゃなかったら、どんなつもりだったんですか?あれが貴方の本音なんでしょう?いいんです、きっと貴方なら、そう言うと思ってましたから」
「ち、ちが」
「さようなら、皆さん。さようなら、アニス……………モースに、よろしく伝えておいてくださいね」
「―――ぁ……ッ!!!!」
「じゃあね、傲慢なオリジナルたち。今度は――――殺すから」
・
・
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「やるね、七番目。あんな爆弾発言を置き土産にするなんて」
「……彼女のためと思って、ずっと見て見ぬフリをしてきました。僕は……」
「後悔するのは後回しにしてよ――このままアリエッタの魔物が待機してる場所まで走るから」
「……はい」
+++++++++++++++++++
■気が付けばジェイドの出番皆無で吃驚した(笑
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