続・怠け者の賛歌
2007.2月某日作成。 ネタの投下をメインにヲタクな小話とか雑記とか(本館夢サイトと別館二次創作サイトで共有中)
あっれェ?
二次創作サイトのClap連載バチカル帰還編を書いている途中なのですが……
書いている内に何故かジェイドに対してルカ(常識的キムラスカに育てられた王族ルーク)が厳しくなりすぎた。というか、黒くなった?(汗)
慌てて書き直したぜ。
いや、これはこれでアリだけど、ルカはもうちょっと優しい子なので……貴族・王族としての一面を持っているとはいえ此処まで黒くなる予定はないので……。
勿体無い(?)のでちょっと晒してみた。
激短文です。
続きからどうぞ。
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※ジェイドの処罰を如何するか、というシーンです。
※使う部分は大体カットしたのですごく短い。
「処罰は致しません」
ルカの言葉に、何人かの貴族がどよめいた。甘い、と彼の判断を詰る囁きに、ふっと笑みを浮かべる。
「──ですが、不問にするというわけでもありません。私は帝国との間に余計な波風を立てたくない、けれどもあの者の態度はあまりにも度が過ぎている。ですから、その責任は和平交渉の場で取って頂くことにしましょう」
にっこりと弧を描いたルカの口元。しかし、目の奥は真剣そのもの。
発言の意味を正しく読み取った者達は、彼の判断に舌を巻いた。
……つまり彼は、ジェイドの件を盾に、和平交渉をキムラスカにとって有利に進めようと言っているのだ。
「主な被害者であるお主がそう言うのであれば構わんが……それで良いのか?」
「はい。キムラスカの将来を思えば、私個人に向けられた侮蔑の言葉など、痛くも痒くもありませんから」
王族の鑑のような言葉に、インゴベルト王は満足そうに頷く。彼も、ジェイドをそのように使えないかと考えていた。甥のルカが同じ判断を下したことに、頼もしさを感じたのだ。
※頼もしいっていうか、黒いですよねー(汗)
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