続・怠け者の賛歌
2007.2月某日作成。 ネタの投下をメインにヲタクな小話とか雑記とか(本館夢サイトと別館二次創作サイトで共有中)
ルークinギ/ア/ス小話
自分の書くギ/ア/スキャラがいかに偽者くさいかちょっと書いてみようか!という感じで、でも夢小説前提だと此処に書くには変換が必要だし、と思い、じゃあちょっと前此処に書いたルークinギ/ア/ス(ギ/ア/ス×アビスネタ)の小話でも書こうと。
思いながら書いたら案の定偽者ルルーシュorz
読んでやるぜこんにゃろめ、という方は続きからどうぞ。
本気で短文です。
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※多分C/ギ/ア/ス一期本編中の時間軸
※分かり辛いですが声優ネタです
※文中に出てくる『ローレライ』は某第七音素意識集合体ではなくて、ナイトメアのルーク専用機の名前(由来は由来ですが)
※さりげにフリセシが結婚してます
■
流石ゼロ、私の神! カオスの権化!……etc。
相変わらずゼロ関係だとテンションが高く(むしろ多少危なさすら感じる)ディートハルトを横目に、ゼロは嘆息しながら、喧騒の合間を縫って私室に戻ると、ひとつ上の義兄(あに)であり『ゼロの騎士』でもあるルークが、とても複雑そうな顔のまま、ソファーに沈み込んでいた。
「……どうしたんだ? ルーク」
「いや……」
否定する割に、彼の表情は何処か冴えない。いつも見ている者の心を穏やかにさせるような微笑を浮かべているルークが顔を曇らせることは少なく、だからこそゼロ──ルルーシュは原因が気になる。
ルーク自身が従えている二人の騎士の内の片方、ジョゼット・フリングスの姿は無い。その代わり、彼女の夫でありルークのもう一人の騎士であるアスラン・フリングスが、複雑そうな笑みを浮かべていた。
ルルーシュが、何があったと視線だけで問いかけるが、アスランはそれに答えずに「いえ……」と、歯切れの悪い返事だけを返す。
二人のやり取りに気付いたルークが、慌てて笑顔を取り繕う。
「本当に何でもないから」
「……だけど」
「いや、ディートハルトさんは今日も元気だなぁと思っただけだよ」
ルークの言葉に、ルルーシュは「ああ、確かに」と頷いて、肩を竦めた。
「能力は申し分無いんだが」
「変わってるけど、悪人じゃないからな。それに、『ゼロ』に対する心酔の仕方は他の団員達なんか目じゃないし?」
「ルーク…………本気で止めてくれ。まったく嬉しくない」
顔を顰めたルルーシュにルークは、からかうような眼差しを向けて、ソファーから立ち上がる。
「『ローレライ』の整備に行ってくるよ。最近少し反応が甘い気がして……アスランさん、付いて来てくれる?」
「勿論です。貴方から離れでもしたら、ジョゼットに叱られますし」
──そもそも貴方の傍を離れる気もありませんしね、と内心で付け加えるアスラン。
そうして、いつもの笑顔を取り戻し、アスランを連れて出て行くルークを見送ったルルーシュは、一体いつの間に居たのか、奥からにゅっと顔を出して言ったC.C.のセリフに、大きく同意した。
「結局はぐらかされたか」
「ああ、いつもこうだ。ルークは本当に優しいからその分、あの笑顔はたちが悪い」
「お前とは大違いだな」
「……黙れ」
→要するに、ディート=師匠の中田繋がりでルークさんは大変複雑です、と言いたいだけのネタです(…)
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