続・怠け者の賛歌

2007.2月某日作成。ネタの投下をメインにヲタクな小話とか雑記とか（本館夢サイトと別館二次創作サイトで共有中）

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鬼が出るか蛇が出るか

ふらふらと書いてみた、現代人女性inルークの、最初の話。
現代人inティアと違って、飛ばされた理由が分かってます。
つかこのロレ様ちょっと軽すぎかなぁ。これぐらいのノリのロレ様が結構好きなんですけど私（笑）

ほぼロレ様と主人公の会話文のみで構成されてます。
それでも良かったらどうぞ。

『――《テイルズオブジアビス》って知ってるー？』
「あぁ.....あれでしょテイルズ十周年記念作品とかゆー...あたしはやったことないけど。テイルズはウッドロウ一筋だから」
『そうなんだ？残念ー。あ、でも興味無いかなぁなんてったって十周年記念作品』
「んー...まぁちょっとぐらいはあるかなぁ。某子安氏とか気になるっちゃなる」
『だよね！やっぱ気になるよね！』
「なるけど。...ところでさ」
『んー？』

「アンタ、なに人の夢の中勝手に出てきてお喋りしてんの？つか誰」

『あー...うん、まぁ、そんなこといいじゃないなんてったってユメだしー』
「イヤイヤあたしの深層心理がこんな軽いキャラだったら泣きたくなるんですけど」
『大丈夫！人間ノリだけでもなんとか生きていける！』
「マジで？」
『マジマジ！その昔は我も割とノリでユリアと契約しちゃってさー...その後がちょっと大変だったんだけど』
「...契約？」
『ぁあーコッチの話気にしないでー』
「はぁ」
『で、話を元に戻すけど！アビス、興味はあるんだよね！』
「うん。でも買う金無いし。他にも無双とか遥かとかＦＦとか、いやゲームって金掛かるからー」
『じゃ、代金こっち持ちだったらやってみる？』
「まータダで出来るんだったら...って、これ夢でしょ」
『気にしない気にしない。で、やるんだよね』
「.....なんか胡散臭くね？」
『今だったら二週目グレード特典で経験値10倍と術技・料理とその熟練度・ガルド引継ぎも付けちゃうよ！ええぃ、オマケに全あらすじとC・コア、FSチャンバー引継ぎも付けちゃう！』
「むぅっ、なんだか美味しい感じがする！よっしゃのった！」
『よし！これで契約成立だねッ！』
「そうそう、契約成立.....は？契約？」

『それじゃ、頑張って《今度こそ》自分を幸せにしてね、"ルーク"！』

「ハァァァアア！！？ルークって確か――」

　――アビスの主人公の名前でしょッ！？

　後半の台詞は声になることすらなく、夢の中だったはずなのに何故か意識が遠のいて。
　……気が付けば、発光する花畑の中で木刀持ったままアホ面でボケッと突っ立っている自分が居た。

　風に揺れる髪が有り得ない朱色だったのは―――気のせいだと思いたい……。