続・怠け者の賛歌
2007.2月某日作成。 ネタの投下をメインにヲタクな小話とか雑記とか(本館夢サイトと別館二次創作サイトで共有中)
半ば愚痴のような語り
TOAのアクゼリュス前後に関する同行者への、タイトル通り半ば愚痴っていうか語りっていうか。ようするに私的に思うことです。
これっておかしくね?的ツッコミが大半で、しかも本気で長い。
例によって仲間に厳しめ、今回はイオン様にもツッコミ入れちゃうよ。
ので、読まれた後の非難やらはちょっとすみませんがスルーさせて下さい。個人的感情が入ってることなんて百も承知だからね。
ではでは。
■バチカル出立~アクゼリュス崩落前後までの辺り。突っ込みたいところ突っ込んでいきます。あくまで私的な考えなので反論などあっても一切お答えできません。精々ああそういう考え方もあるよね。ぐらいです。すんません。
■はいまず大前提。ルークは貴族で公爵子息で第三王位継承者です。基本的に雲の上の人。本来ならば軽々しく声を聞くことすら許されていません。例外はナタリアとイオン。それを踏まえて同行者達、貴方達は何様のつもりですか。ルークはキムラスカ王から親善大使に任命されましたよね。貴方達それ見てましたよね知ってますよね。はい此処でちゅうもーく。《大使》という言葉の意味を辞典で調べてみよう→
たい‐し【大使】……外交使節の最上位のもの。臨時的な特派大使と常駐の特命全権大使とがあるが、普通には後者をさす。
この場合、アビス本編のルークは前者を指しますね。臨時の大使です。でも良く見てください。最上位。つまり一番偉いんです。これにおいてはナタリア、イオンも最終的なルークの意見に逆らうことは出来ないわけですよ意見は出せてもね。マルクトの使者であるジェイドは兎も角、一軍人なだけのティア・アニス、たかが使用人のガイが意見するなんてもっての他です。なのに道中彼らがルークに対して行ったことは、タメ口侮蔑嫌味その上大使の意向をまるっと無視です。信じられません。絶対王政のキムラスカも、そしてキムラスカほどで無いにしろ上下関係がはっきりとあるマルクト、ダアトの軍人がする態度ですかこれ。
■個人に対して。
■ナタリア王女に関しては閉口するしかない。貴方王女でしょ、ルークは兎に角貴方は国政に関わってるんでしょう。なのに何故王宮抜け出してきてるんですか?貴方の行いひとつで、おそらく彼女付きのメイドや侍女、兵士の何人か確実にクビになってますよ。下手すりゃキムラスカ追放でしょうし、マトモな職に就くことすらままならないかもしれませんね。しかも自分の仕事放り出してきているわけですから、それに関しても色々支障が出ているはず。……そして王命に逆らってバチカル出奔。こんな人が次代のキムラスカを背負うとなると、キムラスカ国民に同情を禁じえないよ。私絶対この国に住みたくない。結局アクゼリュスに同行してきて、どうするつもりだったんですかね彼女。住民一人一人に治癒術かけて回る?物理的に不可能です。その前に貴方が倒れるよ。つか瘴気の中でそんなことしても意味無いってば絶対.....
■イオン様。貴方導師です。レプリカとかなんとかそんなもの関係なく、ダアト、ひいては世界において無くてはならない存在なんですよ分かってます?だというのにアクゼリュス同行してどうするんですか。瘴気の中に突っ込んでいって、本編ではすぐにアクゼリュス崩落したからあれでしたけど、ヴァンの到着が遅くなって暫く滞在することになっていたら、確実に身体悪くしてますよ。貴方が旅に同行してもしものことがあった場合、その責任は親善大使ルーク及びキムラスカ王宮に行くんですよ。アニス?勿論極刑だと思います。この場合両親が云々どころじゃないよね。本当に和平にことを考えるなら、ダアトに戻るかケセドニアのアスターに御世話になるか(その場合キムラスカ・マルクト両国に報告は当然ですよ)するべきだったんです。結局貴方がアクゼリュスに行ってやったことって、セフィロトの封印解くことだけでしたよね。言っちゃ悪いがマイナスにしか働いてませんよ貴方の存在。別にアクゼリュス住民、導師の存在どころじゃなかったし。
■アニス。後々のスパイ云々は置いておくとして.....貴方、バチカルでイオン様攫われたとき、なんでダアトに救援頼まなかったんですか。バチカルにならモースだって居たでしょうに、よりによって頼む相手が、今から急いでアクゼリュスに向かうルーク一行。これ十分アクゼリュス親善の妨害になってますけど。ねぇ。つか、あれ?貴方イオン様攫われたとき寝てたの?寝ずの番は?.....こいつもう導師守護役失格です。数々の不敬罪といい、何故彼女のような人間が導師守護役に就いていて誰も何も言わなかったのか不思議で仕方が無い。そしてデオ峠での発言。はっきり言いましょう。私、ルークの「寄り道」発言、悪いなんてカケラも思ってません。そりゃ、道徳的と云うか、人の情としては、ちょっと薄情な言い方かもしれません。けれどもイオンが攫われたのは完全にアニスの職務怠慢が原因です。ケセドニアでも《導師の体を気遣う》ためではなく《モースに怒られるから》などとかいう馬鹿げた理由でイオンを止めましたが結局止め切れてないし。守護役なら体張ってでも止めろよ。何のための守護役だよ。....と、話を戻して。「寄り道」についてですが、これルークの思惑は兎も角、その通りだと私は思うんです。ダアトの人間の職務怠慢でダアトの導師が誘拐されて、それを行ったのはダアトの軍人。.....これって完全にダアト内部の問題ですよね?だったらルーク達が救助に向かう必要など何処にも無いんです。文字通り寄り道。この場合イオンを助けに行ったのは(周囲の人間の身分を弁えない意見もありましたが)ルークの温情によるもの。もし此処でルーク放って他の人間だけでイオン救出に向かった場合、問答無用でケセドニア辺りでひっ捕らえられます。当たり前です。最重要人物の親善大使蔑ろにして、ダアト軍人の職務怠慢が原因で起こった導師誘拐を第一に考えるって.....ちょっとおかし過ぎる。あと、アクゼリュス崩落後感情的になるのは勝手ですけど、イオンの行動を遮るのもおかしい。あくまで導師守護役は導師の体を慮って意見できるのであって、導師より偉いわけじゃないんだから.....
■ティア。彼女には《自分は罪人である》という意識がまるっと抜けているようですね。勘違いもいいところです。多分、彼女が放免になったのは、ヴァンの働き云々もあるでしょうが、まず間違い無くモースが切り捨てに掛かったからだと私は思ってます。ティアの馬鹿な行為には流石のモースも頭抱えたでしょうから.....アクゼリュスに一緒に向かわせてまとめて殺してしまおう的な思惑での無罪、ということなら、あの公爵様方のあっさり具合にも納得。どうせ死罪にするんだったらアクゼリュスまで親善大使護衛させて、とか。まぁそれは置いといて。アクゼリュスへ向かう道中の彼女の態度も酷かったですよね.....あぁもうこの女なんとかしてくれ(本音)崩落後の「少しは良いところもあると思ってたのに」(でしたっけ?)とか、お前今まで散々ルークの言動行動行為態度全てにケチつけてきた上良いところなんてカケラも見ようとしてなかったくせに何を言ってんだオイおっと暴言。あとアッシュたちが外殻大地に戻る際に、何故彼女は残ったんですか?貴方の兄が仕出かしたことでしょうに、戻る理由が無いとかかんとか.....他の同行者にしてもそうですけど、自分になんの罪科も無いって思ってるんですか。思ってるんだろうなぁ.....今までが今までだったし.....
■ジェイド。.....正直彼のこと大好きですし本命と言って憚りませんけど、ことアクゼリュス前後に関しては話は別です。好感度下がる(笑)まず再三言ってますけど、ルークは偉いんです実際に。貴方がどれだけ頭良かろうと死霊使いと恐れられてようと、結局佐官でしかないんですよ分かってますか?てか私ジェイドだけは分かって欲しかったよ.....(泣)貴方まで非常識人たちと一緒になってどうするの.....!それから崩落後の貴方の対応は凄まじくイカンと思います。ええと、アクゼリュスを崩落させた主犯はヴァンで、まぁ操られていたとはいえ実行犯はルークなわけですから、罪が無いとは言えません(でもそれ言ったらイオンだって十分責任ありますよね?)それは良いんです。その後の対応。その他同行者(注※ただの軍人、使用人、キムラスカ王室反逆者、カイツール襲撃主犯等々)の私刑を傍観した挙句、一個人の感情で魔界へ放置。...ジェイドさん!?貴方一体何考えてんですかァァァ!?まだ拘束してグランコクマに連れてって崩落前後の詳細を詮議、のちに然るべき刑罰をキムラスカ王国と連絡し合って云々なら分かる!それなら(貴方自身が仕出かしたことは兎も角として)ちゃんとしたやり方だから。でもあの場で何が起こったか確かめもせず、ルーク吊るし上げて放置ってホントちょっとおかしいよ!?しかもその後タルタロスをアッスの好きなように使わせてって...もうあかん、庇い切れないです。ホントツッコミどころ多過ぎるんだ...。あとね、これもツッコみたかった。「事前に相談して欲しかった」は?なんで自分のこと見下して侮蔑してその上存在無視してくる他国の軍人に相談するんですか。あ、これ他の軍人連中もそうです。(あ、ナタリアは逆に相談できなかったと思います。だって今の自分ではなく過去のルークばかり要求してくる相手ですから、何かを相談できるほど信頼は出来なかったと思います。ガイに関して言えば、あの時点でルーク見放すような態度ばっかり取ってましたし)つか相談できるほど信頼関係無かったしあのPT。イオンにはアニスが付いて回って、ミュウは論外。この状況でよくそんなこと言えるな、と思う。相談して欲しけりゃまずそれなりの常識と礼儀を身に着けてからそういうこと言ってください頼むから。
■ガイ。育ての親代わりとか言ってますが、笑わせるなって話です私から見れば。変に復讐心持ったままの中途半端な状態だからなのかもしれませんが、親代わりを名乗るならルークを見捨てるな。言動からして追い詰められていると分かるルークを放っておくな。まだ親友なら分かるけどさ...アッスを見定めるとかなんとか言ってますけど、失望させるなとか言って離れていった時点でもうアウト。失望させないで欲しいのはこっちですよ...あとね、話は前後するけども、アクゼリュス到着後のスキットでの「病人を運んだり荷物を運んだり…」って云う台詞。親善大使として何もやることが無いと言うルークに対しての台詞なんですが...ごめん、それ大使の仕事じゃないよ多分。大使、しかも上に〔王族の〕が付く大使なら、多分仕事として上がるのは慰問とか、下への指示だとか、最終的な決定を下すだとか、その辺りかな。ガイの言うそれを大使が行う場合は、どっちかってーとパフォーマンス的要素が強い場合かと思われ。...どっちにしろ親善大使のルークにそれをやれと言うのはお門違いです。現地は瘴気で慰問どころではなく、そしてルーク達の他に救助のための兵士は付いていないが為にしかも同行者はルークの言うことなんざ聞きやしませんから指示や決定も出来ません。つかそもそもルークに外交に関する知識はゼロであり、ガイはそれを知っていたはずですから、まず〔大使として〕何をするべきか、事前に教えてあげておくべきだったんです。それをあんた、散々突き放した挙句予備知識も何も無くぶっつけ本番って...本当に親代わりかよ?
■ついでにアッス。私、この人が結局どうしたいのか分からないままです...名前捨てたとかほざく割に居場所取られたから憎いとか抜かしてるし(あ、言葉遣い悪くなった)一応表面上は諦めたけど自分以外の人間がそれを持っていることが惜しくなって癇癪起こしてる子供にしか見えない。まぁそれは良いや。アクゼリュス関係無いし。で、よ。この人ルークがヴァンのところへ行く時に、チャネリングで「行くな、言うことを聞け」的なことを言ってますよね。ええ、確かめました。...こんな言い方で誰が言うこと聞くと思ってるんでしょうねこのお坊ちゃんが。大体今まで散々此方の邪魔をしてきた挙句、カイツールでは殺そうとしてきたり、ケセドニアでは仲間に対して剣を向けさせたり。しかも第一声が「屑」私だったら死んでも言うこと聞かない。つかむしろ怪しく思うよ。近くにいるのは自分の信頼しているヴァン、一方は敵で、しかも明らかに好感度の低いアッス。これ自分自身の周りの人間に置き換えてみたらよく分かると思う。で、ユリアシティで衝撃の告白の後、消耗しているルークに向かって切りかかる、と...本当に屑なのはどちらですか?しかもルークが七歳児って知っているはずなのに...いややっぱりこの人真性の貴族だよ。
■ミュウはスルーさせて下さい。この子だけは私の最後の砦。
■最後に、ルーク。あーもう可愛いなぁ(黙れ)...違った。うーん、ツッコミ...そうですね、やっぱり言い方とかは凄まじく悪いですから(それすら《貴族だから当然》の筈なんですがね)もしかしたらその辺り、柔らかくしても良かったんじゃないかな...あー、ルークがヴァンを妄信したことが罪とか、どっかで言ってましたけど、あの状況下でヴァンを妄信するのは仕方無いんじゃないですか?そもそも記憶を失った後、自分を過去のルークと見比べないで接してくれたのはヴァンとガイだけでしょう。そのガイが、道中他の同行者が冷たい目で見る中、一緒になって傍観。ガイの信頼なんて地の底まで落ちますよ。その中で唯一優しくしてくれるヴァン。これ縋るなって方が無理あるよ。狭い世界でしか生きることを余儀無くされた子供なら尚更。しかもアクゼリュスのパッセージリングを破壊したのは、突き詰めれば結局ヴァンなんです。ルークは暗示で力を発動《させられた》わけですから...それを、責める対象であるヴァンが居ないからってその場に居たルークを吊るし上げるって、これ酷くないか?「俺は悪くない」って、人を殺すことを恐れていたルークが本心からそう思っているとは、私にはどうしても思えません。彼はあの場で恐慌状態に陥っていたんでしょうし、ならばまずするべきことは、彼を責める事では無く状況を説明してどうなったのかを冷静に教えてあげる事だったんじゃないですか?そうしたら彼も、少なくともああならずに済んだんじゃないですか.....《信頼》を取り戻すべきだったのは、本当にルークの方なのですか?
■ルークをヴァンに縋らざるを得ない状況へと追い込んだのは、ルークから自信と《彼らしさ》を奪ったのは、間違いなくあの場に居た同行者達だと、私は思うんですが.....もし逆行話書いても絶対、あのままの同行者達とは旅はさせないよ私(笑)
■...で、ホント、そこんとこどうなんだ7●5さん(結局其処に行き着く)
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